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■そもそも株とは
株式投資のメリット・デメリット、株式の種類、最低限必要な資金など基本的な事項の情報です。
■実際に株を売買してみる
実際に株を売買する際の方法を、銘柄や証券会社の選び方から売り・買いの注文までお伝えします。
■株はこうして変動する
株価は様々な状況で変動します。具体的にはどのような要因で上下するのでしょう。
■情報収集
株式投資をする以上、常に情報には気を配る必要があります。投資家なら誰でも行っている「会社四季報」や「日経新聞」などを活用しましょう。
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皆と同じことをやっていては儲からない
皆と同じことをやっていては儲からない
株式投資で大成功できる人は、少数の投資家です。はっきりしたデータがあるわけではありませんが、10人に一人か二人のようです。多くの投資家は期待したような成果が得られていません。
この少数派の仲間入りをするためには、多数派の人たちと同じ投資法を行っていてはダメです。多数派の人たちと逆の投資法を実践する必要があるのです。なぜなら、多数派の投資家は株式投資の基本を無視した投資を行っているからです。
例えば安値で(安値圏)買って高値(高値圏、天井圏)で売るとか、割安な銘柄を選別して長期投資を行う、といったようなことが投資の基本のはずです。
それなのに多数派の投資家は、安値からは相当に値上がりしてしまった割高な人気株に手を出したり、暴落するとあわてて安値で売ってしまう、といったことを繰り返しています。こんな投資のやり方でも相場環境しだいでは、かなりの成果をあげることもありますが、長いスパンで見ると、基本無視の投資法では成果を維持できないでしょう。
「皆と同じことをやっていては儲からない」というフレーズは「儲けるためには株式投資の基本に忠実に」と言い換えることができます。これは株式投資に限りません。事業を興す場合や競馬の馬券などを買う場合も同じです。
誰でもすぐに始めることのできる事業、多くの人がやっている事業ではなかなか儲かりません。そういう事業では競合相手が多いため生存競争が激しく、なかなか利益が上がりません。競馬の馬券でも本命を買えば当たる確率は高くても、配当金が少ないので魅力がないでしょう。誰もが見向きもしない馬を選んでそれが的中すれば、投資した資金の何十倍ものお金が戻ってきます。
株式投資も同じなのです。皆と同じことをやっていてはなかなか成果をあげることはできないでしょう。
株式投資は自分との戦い!
株式投資は自分との戦い!
株式投資は、簡単なようで実際にやってみると意外に難しく、奥が深いことが感じられると思います。株の基本的なことは入門書などを読めばわかるのですが、実際に本に書いてあったとおりにやろうと思っても、実行できないことが多いものです。
例えば、売り時のタイミングがあります。買値から3割上げたら売ろうと決めていても、実際に3割値上がりした時点では、もっと上がりそうな気がして思い切って売却できないものです。逆に、注目している銘柄が2割下がったら買おうと決めていても、実際に2割下がった時点では、もっと下がるような気がして買えないものです。
このように株式投資では、大切な金銭が絡むため決断に慎重になってしまい、決心していてもそのとおりに行動ができず、売り買いのタイミングを逃がしてしまうことが少なくありません。そういう意味で株式投資は自分との戦いなのです。
株式投資における戦う相手は、自分の欲との戦い、自分の意志の弱さとの戦い、不安との戦い、優柔不断との戦い、群集心理に押し流されそうな自分との戦い・・・・・等々。
これらの中で最大の敵は自分の欲です。少しでも多く利益をあげたいという思いがあるため、自分との戦いになってしまうのです。欲はかかず腹七、八分で抑えるようにしましょう。
いずれにしろ株式投資でこの戦いに勝つためには、自分の心理状態を客観的に、冷静に見つめて分析し、その弱点を克服する努力が欠かせません。株式相場はファンダメンタルズ(景気、企業業績、金利、為替などの経済の基礎的条件)のみならず、大衆心理からも大きく影響を受けて変動するのです。このようなことから、株式投資には株の心理学が有効であるといえるでしょう。
株式投資は自分の判断と信念に基づいて
株式投資は自分の判断と信念に基づいて
株式市場に「相場名人は孤独を愛す」という相場格言があります。一般の事業でも、株式投資でも、人と同じことをやっていては、まず大きな成果を収めることはできないでしょう。他人がやらないことをやって、それがうまくいったときに大きな成果をあげることができるのです。
株式投資では、誰も手を出さないような相場環境の悪いとき(例えば、不況のドン底のとき)に買って、皆が夢中で買っている時(例えば、好景気がピークのとき)に売るのが、最大のパフォーマンスをあげるコツです。相場名人といわれる人の多くがそれを実践しています。
そのためには、最善の買い時、最善の売り時を自分で判断し、それを実行しなければなりません。誰も手を出さないような相場環境の悪いときに、誰かに相談しても「時期尚早」だよと反対されるのがオチです。相談して反対されると決心が鈍るかもしれません。また反対されてもあえて実行に移すと、相談した人が気分を害して人間関係が上手くいかなくなるかもしれません。
そうなるくらいなら誰にも相談などせず、自分の判断と信念に基づいて株式投資をした方が、気分的にもスッキリ、納得がいけるでしょう。
株の儲けはガマン次第!
株の特徴として、下げ始めると底値に届くまで時間がかかることです。底値に届くとジットしている期間も長く、ともすれば3年から5年にも及ぶこともあります。
1000円で買った株が500円まで下がって、また1000円まで戻るのに2年も3年も待たされた人は、シビレを切らしていたので、株価が買値の1000円を超えてきたら、やれやれとあわてて売ってしまう。すると、その後1500円、2000円と高値をつけることになったりするわけです。
実は本格的な値上がりはここから始まるのであって、自分の売った値段の2倍どころか、3倍にも4倍にもなるといったことは珍しくないのです。
なぜそうなるのでしょうか?
株価が元へ戻る時というのは、企業の体質改善が進んだり、経済環境が一新しているわけです。ですから、過去の高値を更新して大きく吹き上げることが多いのです。
ところが、株価がやっと自分の買値をオーバーしてきたところで、長い期間イライラさせられたものですから、気が焦って「えいっ、もう損をしなかっただけでも良しとしなきゃ」と売ってしまうんですね。
せっかくこれからおいしいところだったのに、ガマンできず売ってしまうのです。本当なら「長い間ガマンして待ったかいがあった。これから儲けさせてもらうぞ」とならなければいけないわけです。
株が下がっている間、じっとガマンするのは大変つらいことです。だがガマンは株価が下がっている時だけではないのです。
自分の買値を上回って、売っても損をしなくなってから、売らないでじっとこらえるガマンです。これがなかなか難しい。
このガマンができるかどうかが、株の勝負の分かれ目になるのです。
株式投資の勝負を分ける高値買いに注意!
株が下げているときは、人情の常として恐ろしくて株を買う気にならないが、上げはじめると、自分だけおいてきぼりになるのではないかという思いに駆られ、あわててとびつき買いをする人が多いようです。
それは出来高を見ると良くわかります。安いときは市場は閑古鳥が鳴いたように活気がなくなります。買う人が少ないから出来高も激減します。
ところが、上昇時は株価が上がれば上がるほど、買いが集中し、出来高も激増します。
ということは高値づかみをする人が如何に多いかということです。高値で買ってしまいますと、そこからさらに上へ行く可能性は低いので、買値を割って「売れば損をする」という状態におちいってしまうでしょう。
高値あるいは高値に近いところで買った株は、株価が下がってしまうと何年でも低迷するものなのです。そうなると売るに売れず、長期にわたって塩漬けにせざるをえなくなります。
そうなると資金を寝かせてしまうことになるので、他に買いチャンスがめぐってきても、黙って見ているしかないという口惜しい事態になるかもしれません。
ですから、みんなが買い始めたらそろそろ天井に近いところにきていると思った方がいいですね。その判断の手助けとなるのが出来高です。
自分の持っている株だったら、毎日株価は見ていくでしょうが,その時に出来高も追跡してみることです。高値に近くなってくるとどんどん増えてきますからわかりますよ。
そうなればその時点では、株を買うのはもう遅いわけで、株を持っている人は売らなければいけないのです。
このような具合に、株は売買のタイミングが上手くいくかどうかで勝負の明暗が分かれるのです。
株式市場を動かす投資家の思惑に注目!
株式市場は投資家の動向によっても、大きく左右されることがあります。その投資家は個人投資家と法人投資家に大別されます。
数の上では個人投資家の方が圧倒していますが、市場に与える影響力という点では法人投資家です。何しろ資金力が違いますからね。
法人投資家にも色々あるわけですが、なかでも相場に大きな影響力を与えるのは、機関投資家、外国人投資家、仕手筋、証券会社などです。
機関投資家とは
業務として株式や債券などに投資して利益を得ようとする法人投資家のことをいいます。
大量の資金を運用するので、発行済み株式数の多い大型株(鉄鋼、電機など)や優良値がさ株(トヨタ、パナソニックなど)などに投資するケースが多いでしょう。
機関投資家の代表的なものは、生命保険会社、損害保険会社、投資信託、都市銀行、年金基金などです。
外国人投資家
株式市場における外国人投資家の割合が増大したため、その動向によって相場が左右されるケースが多くなっています。
外国人投資家は日本株のどこに注目しているのでしょう。
一つ目は日本企業の高い技術開発力であり、二つ目は景気・企業業績の回復を先取りしたこと、三つ目は先進国のなかで、唯一割安感があることなどが考えられますね。
仕手筋とは
相場を作る人・動かす人=相場師を指しています。手がける株が玄人好みで、投機的に大量に売買します。
そのような対象になる株を仕手株といいますが、とにかく値動きが荒っぽいので、初心者は手を出さない方が無難ですね。
このように投資家の動向で相場が左右されますので、その動きから目を離すわけにはいかないですよ。
下げたときほど買う勇気を!
株は安いときに買って高くなったら売れば、必ず儲かるものです。理屈はその通りなのですが、法則どおりにやっている人は少ないようです。
株の下がる時というのは、景気が悪いとか、国際情勢がおかしくなっているとか、環境が株を買いにくくしている状態です。そこで株を買おうとしている人たちは二の足を踏んでしまうのです。
まして株が大暴落した場合は、もっと下がるのではないかと不安になってしまう。
株が安値に落ちると出来高が急激に落ちてしまうので、安値なのに買おうとする人がいないのがはっきりわかります。
株価が下がっている時に思い切って買いに出られないのは、危険に対して反射的に身構える防衛本能が働くためのようです。
また株の下げるときには株を売りたくなるよな環境になっていて、新聞や雑誌でも株はもっと下がる、といったようなことが書いてあるので、よけい買い出動しにくいのでしょう。
大暴落があったときはそれをきっかけに、潮の流れがどう変わるのか、それによってどんな銘柄に脚光があたるのか、次の新しい展開に注目する方がベターだと思いますね。
買いたい株があって、買えそうな値まで下がってきたら買いにでる。資金がなければ、その時こそ自分の持ち株の入れ替えをするチャンスと考えた方がいいです。
暴落によって株価が下がる時は、良い株も悪い株もいっしょに値下がりしてしまうものです。しかし回復する時は、業績の良い会社、業績回復の早い会社の株から上昇します。
そこを見こして持ち株を入れ替えるチャンスととらえ、すばやく出動したものが勝利を収めることになるのです。
ナンピンでリスクを減らす!
ナンピンとは、株価が買った値段より下がってしまった時、下がったところでもう一度買い増しして、平均買いコストを下げることをいいます。
例えば、1000円で1000株買った銘柄が500円まで下がってしまった時、さらに1000株買い増しして、平均買値を750円にするわけです。
〔100万円+50万円〕÷2千株=750円
つまり、500円に下がってしまった株価が1000円に戻るのを待つより、750円になるのを待つほうが可能性が高いーすなわちリスクが低いーというわけです。
ナンピンの基本は「適正価格にいずれ戻るだろう」と判断されることです。
投資した会社の業績は良いのに、日経平均などの外部要因で一時的に売られることがあります。ですが、そのような銘柄は、時間をかけながらも適正価格に戻るはずです。このような株こそナンピンするのに最適な株であるといえるでしょう。
中・長期投資の場合、目先の数字よりその会社の成長性に期待して投資しているはずです。それでも何らかの外部要因で一時的に下がることもあります。この類の銘柄はいっぺんに購入しないで、何回かに分けて買うようにしたいですね。
逆に、ナンピンするのはやめたほうがいいのは、高値で買ってしまった銘柄です。それには自分が買った値段は割高なのか、割安なのかチャートなどを使って見極めることです。割高とわかればナンピンは意味がありませんからね。
また、投資した会社の業績が良くないことが判明したような場合もやめたほうがいいですね。株価が戻る可能性は低いからです。このような銘柄を買ったのは失敗だったわけですから、ナンピンしたら傷を深くするだけです。
株式分割のしくみ
株式分割とは
発行済みの株を細分化して株数を増やすことをいいます。例えば、A社が1対2の株式分割を行うと、A社の株を1000株保有している株主Bさんは、無償で2000株保有することになるのです。
株式分割は、株数が変わるだけで、理論的には発行済み株式全体の時価総額は変わりません。しかし、実際には市場が好感して、株価が多少上がることがほとんどです。
また、一株あたりの配当金が、株式分割の前後で同じならば、それだけ受け取る配当金も増えます。実質的に増配になるのです。
企業が株式分割をする理由
企業が株式分割を行うと、1株あたり利益(EPS)が下がりますし、配当金の負担が増えたりと、企業にとってはデメリットの部分もあるのです。
それにもかかわらず、企業が株式分割を行うのは
・株数を増やして流動性を高めたい
・株価を引き下げることで、個人投資家にも買いやすい状況を提供したい、
といったところにあります。
成長中の企業の場合は、株価は上昇する傾向にありますので、思い切って株式分割を行いやすいといえます。事実、ヤフーや楽天などは株式分割を度々行って成長してきました。
このように株式分割は投資家にとってメリットがいっぱいです。株式分割を頻繁に行う企業は、それだけ投資家を大切にしているといえますね。
銘柄の性格を知る!
日本で公開されている株式は、実にl38000銘柄あるそうです。この中からどの銘柄にしようかと思うと、結構迷ってしまいます。
これらの数多い上場銘柄も、過去の株価の性格や値動きなどから三つに分類できます。即ち、優良株、成長株、低位無配株です。それぞれの銘柄がどれに当てはまるのかがわかれば、銘柄選択時の目安になります。
優良株とは
急激lな成長は望めないが、安全性が高く手堅い銘柄。
・トヨタ、松下など業績の開示が明確で、機関投資家による投資も多い。
・安全性が高いーリスクが分散されている。
・着実な発展性が望める。
・株価は比較的安定しており、一時的に下がっても長期的には回復する可能性が高い。
・長期投資向きで、安定志向タイプにお勧め。
・銘柄を選ぶポイントは、トヨタ、松下など業界トップ企業を選ぶ。コード番号の下2桁が〔01〕の会社〔ブルーチップ銘柄と呼ばれる〕です。
成長株とは
情報関連、バイオ、環境関連など、今後成長が期待できる業種の株。成長株を探す場合のポイントは、大型株より中・小型株を選ぶことです。なぜなら中・小型株のほうが成長が容易で、投資の妙味があるからです。
人気が出ると大きく上昇するが、冷めたときは急激に下がるという具合にハイリスク・ハイリターンの傾向があります。
低位無配株とは
業績不振で無配になっている株で、ボロ株と呼ばれる銘柄です。これらの株の狙いは、上げたときの上昇率が期待できることです。株価が安値に放置されていることが多く、例えば100円の銘柄が倍の200
円に上がるなんていうことがよくあるのです。
これが株価3000円の銘柄だったら、倍の6000円まで上昇するのは困難ですからね。
株価が上がりそうな低位無配株を探す場合のポイントは、資産を多く保有していたり、大企業の資本参加やテコ入れの可能性を期待できる銘柄です。
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